Maxim、医療機器向けセキュアメモリを発表 - 担当者に聞いた組み込みセキュリティの将来像
医療技術が進んでいる先進諸国が対象となるとみられるが、「医療機器向けに数百万ユニットの規模が想定されており、1000万ドル規模の売り上げも期待できる」と同は語っており、製品単体ではなく、トータルなソリューションを構築し、カスタマに提供することで、利用促進を図りたいとしている。
最後に、同氏に今後のMaximのセキュリティについてのスタンスを聞いたところ、「我々の基本的な方向性としては、セキュリティの機能を高めていくイノベーションを生み出していくことを明言している。セキュリティにとって、一番の脅威は、そのセキュリティ技術を破ろうとする手段が次々と考案され、セキュリティ技術が時代遅れになることであり、常に新たなセキュリティ技術を生み出していく必要がある。どんなに強固なセキュリティ技術であっても、様々な技術が発展していく将来にわたって、それが破られないという保証はない。そうしたことを考慮し、常に新たな技術を考え、製品として提供していくのがMaximの役目た。今後もよりセキュアな技術や製品を、様々な分野に向けて提供していくので、カスタマの皆さんは、自身の製品をよりセキュアにしたいと思ったら、ぜひ一度、相談してもらいたい」