ネットアップ、クラウド型バックアップソリューション「NetApp AltaVault」
ネットアップは5月28日、クラウドをバックアップ先とする新しいバックアップ向けストレージ ソリューション「NetApp AltaVault」を発表した。AltaVaultは、NetAppが買収したリバーベッドの製品「SteelStore」を、ハードウェアを刷新して販売するもので、6月1日より順次提供を開始する。
ネットアップ マーケティング本部戦略企画推進室 室長 篠木隆一郎氏は、IDC Japanの調査データを示しつつ、「日本市場におけるストレージ管理の課題では、バックアップの効率化が一番であり続けている。データ保存先は多様化しており、自社所有のストレージは6%の伸びにとどまっている一方、クラウドが伸びている。クラウドへのシフトが着実に起きている」と、NetApp AltaVaultソリューションが必要な背景を説明した。
NetApp AltaVaultは、顧客のデータセンターでの設置を想定した物理アプライアンスに加え、VMware ESXとMicrosoft Hyper-Vをベースとした仮想環境で動作する仮想アプライアンス、Amazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureのパブリッククラウド向けのクラウドアプライアンスの3種類がある。