2015年5月29日 14:11
インテル平野氏が語ったIoTビジネス拡大に欠かせない4つのポイント
5月27日に開催された「ワイヤレスジャパン2015」(リックテレコム主催)の基調講演に、インテル 常務執行役員 ビジネス・デペロップメントの平野浩介氏が登壇。「NFVで変わるネットワークの未来 ~モバイルビジネスの成長を支えるインテルの取り組み~」と題し、IoT(Internet of Things)を中心に大きな変貌を遂げようとしているネットワーク業界とインテルの取り組みについて説明した。
○2020年までにデータ量は44ゼタバイトに
CPUベンダーとして知られるインテルだが、この数年はネットワーク機器やIoT分野での存在感が強めている。x86 CPUを搭載したルータやスイッチをはじめ、x86サーバ上で動作するソフトウェアスイッチやファイアウォール、AtomやQuarkを搭載する組み込み機器向け製品を展開。ハードウェアだけでなく、ソフトウェア分野でもMasheryによるAPIゲートウェイサービスなどを拡大させている。
平野氏は講演で、こうした同社の取り組みを整理しながら、ネットワーク業界をとりまく課題にインテルがどう応えようとしているか、それによってどんな将来像が描けるのかを解説した。