米Googleがダンボール型VRキット「Cardboard」の最新版を発表
CardboardはGoogleが2014年のI/Oで発表したVRキットで、ユーザーがダンボール素材を組み立て、Androidスマートフォンを入れて使う。GoogleによるとCardboard向けのアプリは500種を数えるといい、Cardboardビューアの出荷数は100万に達したという。
今年のI/0で発表した新型では、対応するスマートフォンのサイズが6インチまで拡張され、あらゆるスマートフォンで動くという大型のボタンを導入した。作成過程も簡素化し、3ステップで完了する。また、SDKでのiOS開発のサポート、月や水面下のバーチャルトリップを可能にするCardboard向け教育コンテンツ「Google Expeditions」も発表した。
Googleは合わせて、VRカメラキット「Jump」のプレビューも披露した。
米GoProとの協業により、GoProの「HERO4」カメラモジュールを円形に配置するリグで構成される。16のモジュールが1つのカメラのように動作し、360度の3D動画を楽しめるという。4K TV5台に相当する高解像度も特徴。Googleによると、Jumpで撮影した動画はYouTubeにアップロード、Cardboardでも観られるという。
(記事提供: AndroWire編集部)