2015年5月31日 11:00
オタクに向いている職業、あまり向いてなさそうな職業は?
一つのことについて考えたり色々な要素を取り上げたりというのは、対象への強い興味とそれを持続することが必要になります。ですから、これは一つの才能なんですね。
ゲーマーだってゲームをやり込むことで信じられないレベルまで極めてしまう人がいますよね。行き過ぎた熱中ぶりはあるかもしれませんが、それだけ「集中力がすごい」「そこに打ち込める姿勢がまっすぐ」ということなのです。
――そういった人が向いている職業はありますか?
興味が向けば……ですが、研究者やSE、あるいはなにかの職人といったものが向いているのではないでしょうか。趣味に対する集中力が仕事につかえれば、一つの技能を極めることもできますし色々な可能性が出てきますよね。
茶道や華道・和裁をしている人の中にもオタク気質の人はいます。また、骨董など趣味色の強いものはそれ自体がオタク趣味と言えなくもありません。
「その道を極める」「その道で生きていく」つもりさえあれば、ほとんどの職業で通用できるとも言えます。
逆に、向いていない職業はありますか?
「向いていないもの」は人によると思いますが、自分の信念や趣向を相手に合わせることが多い営業職などはきついと感じるかもしれません。