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オタクに向いている職業、あまり向いてなさそうな職業は?

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オタクに向いている職業、あまり向いてなさそうな職業は?
昨今市民権を得てきたと言われている「オタク」。アニメ、漫画、アイドル、ゲーム、鉄道、映画……など様々なオタクがいるが、オタク気質の人に向いている職業・向いていない職業はあるのだろうか?

もちろん一口にオタクと言っても人それぞれではあるが、全体的な傾向としてはどのような点が見られるのか、ゆうメンタルクリニック ゆうきゆう先生に伺った。

ゆうきゆう
精神科医・心理研究家。東京大学医学部卒業。『相手の心を絶対に離さない心理術』など心理学に関する著書は50冊にのぼる。人気漫画シリーズ『マンガで分かる心療内科』も発売中。「ゆうメンタルクリニック」総院長。ゆうメンタルクリニック/上野院(上野駅0分)、池袋院(池袋駅1分)、新宿院(新宿駅0分)、渋谷院(渋谷駅0分)

○オタクとは才能

――アニメやアイドルなど、オタクの人の行動や考え方の特徴にはどのようなものがあるでしょうか?

オタクというのはある種の才能です。


アニメにしろアイドルにしろ「それに熱中する」「集中する」ということに長けた人たちです。こういった人たちは何か一つを気に入ればそれを追いかけ続けるので、学者タイプ・研究者タイプとも言えるんですよ。

一つのことについて考えたり色々な要素を取り上げたりというのは、対象への強い興味とそれを持続することが必要になります。ですから、これは一つの才能なんですね。

ゲーマーだってゲームをやり込むことで信じられないレベルまで極めてしまう人がいますよね。行き過ぎた熱中ぶりはあるかもしれませんが、それだけ「集中力がすごい」「そこに打ち込める姿勢がまっすぐ」ということなのです。

――そういった人が向いている職業はありますか?

興味が向けば……ですが、研究者やSE、あるいはなにかの職人といったものが向いているのではないでしょうか。趣味に対する集中力が仕事につかえれば、一つの技能を極めることもできますし色々な可能性が出てきますよね。


茶道や華道・和裁をしている人の中にもオタク気質の人はいます。また、骨董など趣味色の強いものはそれ自体がオタク趣味と言えなくもありません。「その道を極める」「その道で生きていく」つもりさえあれば、ほとんどの職業で通用できるとも言えます。

逆に、向いていない職業はありますか?
「向いていないもの」は人によると思いますが、自分の信念や趣向を相手に合わせることが多い営業職などはきついと感じるかもしれません。

基本的には「わが道を進む」ことがイコールオタクに繋がっているわけですから、その趣味趣向を否定したり曲げることは難しいと感じることが多いでしょう。決して協調性がないわけではないでしょうが、「自分を曲げてまで相手に合わせる」というのは苦痛だと感じる人の方が多いと考えられます。

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