2015年6月1日 01:09
テニス・錦織圭、T・ガバシュビリに勝利し日本男子82年ぶりの全仏ベスト8に
世界ランキング5位のテニス・錦織選手が日本時間5月31日、フランスのパリで開催されている全仏オープンの男子シングルス4回戦に出場。世界ランキング74位のテイムラズ・ガバシュビリ選手(ロシア)にセットカウント3-0(6-3、6-4、6-2)で勝利し、同大会で日本男子として82年ぶりとなるベスト8進出を決めた。
雨の影響で、スザンヌ・ランランのコートに現れるのが2時間以上遅れても、日本テニス界のエースは集中力を切らしていなかった。
第1セットの第1ゲーム、フォアのウィナーでこの試合最初のポイントを奪うなど、格下のガバシュビリ選手相手に序盤からエンジン全開。第2ゲームで早くもブレークに成功すると、自身のサービスゲームでは早いゲーム展開から次々にポイントを重ねていく。この日は1、2回戦でやや苦戦したファーストサーブも好調。5-3で迎えた第9ゲーム、サービスエースでセットポイントを奪った。
迎えた第2セット。
ガバシュビリ選手のファーストサーブが入り始めた一方で、雨脚が強くなってきた影響からか錦織選手のエラーも目立ち始めた。それでも、要所では厳しいコースにウィナーを決めていく錦織選手。真骨頂を見せたのは第3ゲームだ。