楽天証券、香港でFX事業を行うFXCM Hong Kong社の発行済株式の100%を取得
FXCM Hong Kongはニューヨーク証券取引所に上場するFXCMの子会社で、2002年の創業以来、香港におけるFX事業のリーディングカンパニーとして、同地域における優良な顧客基盤を有しているという。楽天証券では、4月にFXCMジャパン証券を子会社化(8月1日合併予定)するなど、FX事業基盤のさらなる拡大を目指しているという。このたび楽天証券として初めて、海外でのFX事業に進出を行うことで、より一層の事業拡大ができるものと判断しているという。
楽天証券は、2003年よりFXサービスを提供している。2013年1月にはFXサービス内容を一新し、スプレッド0.3銭(米ドル/円)と業界最狭水準での提供や高性能のFXトレーディングアプリ「MARKETSPEEDFX」、スマートフォン専用FXトレーディングツール「iSPEEDFX」の提供など、顧客の利便性が高いFXサービスを展開しており、国内店頭FX業界における取引順位は第5位に位置しているという。
今後もFX事業を証券事業におけるコアビジネスのひとつとして位置付け、更なる取引ボリュームの拡大を目指していくとしている。