初のメジャーリリース「Polymer 1.0」登場
Polymer 1.0の主な変更点は次のとおり。
扱いやすく高速に動作するデータバインディングシステムの導入
カスタムCSSプロパティを使用したエレメントテーマおよびスタイルの実現
非対応ブラウザ向けに軽量高速なシャドーDOM shimを提供
エレメント間で挙動を共有する「Behaviors」メカニズムの提供
開発チームはデベロッパプレビュー版の公開以後、クロスブラウザを実現しながらも高速性を実現するためにゼロからすべてを開発し直したとしており、Polymer 1.0はGoogle Chrome上で3倍、Safari上で4倍の高速化を実現したという。プロダクションユーザでの利用にも充分だと説明されている。Googleは同日、Google I/O 2015においても開発者向けのUI構築ライブラリとして「Polymer 1.0」に言及している。