ディーバ、8年ぶりのバージョンアップで連結会計システムを大幅刷新
同社の代表取締役社長 森川徹治氏は、グループ経営に関する環境の変化について、次のように語った。
「2000年に施行された連結決算義務化など、これまでは制度対応を目的にシステムの提供を行ってきたが、2008年のリーマンショック以降、いかに早く事業会社の経営状況を把握できるかといった、経営の見える化を重視する企業が増えてきた。しかし、企業側では連結会計などに関する知識を持った人材が不足しており、昨今ではアウトソーシングする企業も増えている」
今回のバージョンアップでは"身近に使えるシステム"をコンセプトに開発を行ったという。システムありきではなく、業務にフォーカスしたシステムの提供を行っていくと、森川氏は同社の方針を示した。
今回大きく刷新したインタフェース「New UI」の特徴として、直感的にアクセスできるわかりやすいデザインが挙げられる。初心者にも考慮した業務プロセス視点のメニュとなっており、そのほかにも、グループ各社の進捗状況などを確認できるチェック機能や、グループ各社へのお知らせ管理機能などが搭載された。
「New Utility」に関しては、組織再編やグループ再編、M&Aなど、組織や資本関係の変更影響を把握し、素早く対応できるよう機能が強化されている。IFRSについても、これまで同社がIFRSへ適応させたという48社の実績から、適合率と自動化率を強化しているという。資本異動に関しては、同社によると97%以上が自動対応できるという。
「New Usage」に関しては、グループ企業、部門内などで管理が煩雑になりがちなExcelを、ブラウザベースのツールで一元化し、簡単に収集・分析できる新しいモジュール「DivaSystem FBX」が、有償オプションで提供される。
同社の取締役 執行役員 プロダクト事業本部長 竹村弘樹氏は、「昨今スピード経営が求められるなか、組織も同様に、人事異動もスピード化している。連結会計の知識は習熟が必要な業務で、10年かかると言われているが、企業側は人材教育をしにくい状況となっている。『DivaSystem 10』は当社の18年の集大成として、連結会計に関するノウハウをつめこんだ製品となっている。業務に習熟していない初心者でも、より簡単に連結会計を行うことができるだろう」と語った。
さらに同社では、グループ会社が10社以下の企業を対象に、クラウド形態での「DivaSystem 10 Cloud」を月額137,500円から提供する予定だ。
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