くらし情報『IPAの今月の呼びかけ(6月) - 日本を攻撃目標としたランサムウェアの流行が懸念』

2015年6月2日 17:54

IPAの今月の呼びかけ(6月) - 日本を攻撃目標としたランサムウェアの流行が懸念

IPAの今月の呼びかけ(6月) - 日本を攻撃目標としたランサムウェアの流行が懸念
IPAは、コンピュータウイルスや不正プログラムの状況分析から、「今月の呼びかけ」を発表している。今月は、ランサムウェアについて注意喚起を行っている。まずは、ランサムウェアであるが、「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語である。決して目新しいものではなく、米国などでは警察、裁判所、司法関係、公的機関を名乗り、画面をロックし、PCを使えない状態にする。

「罰金払え」といった名目で金銭を詐取することを目的としている。PC乗っ取り型(デスクトップロッカー型とも呼ばれる)ランサムウェアである。ユーザーを信用させるために、それらしい理由などが記載されている。当然ながら、英語圏以外では、翻訳の作業が必要になる。
したがって、日本ではランサムウェアの攻撃者らにネイティブレベルで日本語を使えることが必要となる。これは、ランサムウェアに限ったことではないが、言語の壁が防波堤となり、ウイルスや不正プログラムへの自然な防御策ともなっていた。偽セキュリティ対策ソフトなどでも、不自然な日本語が使われており、注意力を働かせることができた。

○クリプト型ランサムウェア

最近になり、異なる種類のランサムウェアが登場してきた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.