2015年6月2日 18:54
COMPUTEX TAIPEI 2015 - ARM、Cortex-MとCordio IPに関する新製品を発表
英ARMはCOMPUTEX TAIPEI 2015開催前日の6月1日に台北にて記者説明会を行い、Cordio IPとCortex-Mに関する新IPを発表した(Photo01)。
さて、発表の一つ目はCordio IPに関するものだ。CordioはARMが提供するRF関連のIPである。
中核になるのは米Sunrise Micro Devicesが提供していた、Sub 1Vで動作するBluetooth IPである。Sunrise Micro Deviceはフロリダをベースとしていた会社で、ARMから出資を受けて作られた会社である。2014年3月まではStealth Modeで動いており、その後製品発表に合わせてStealth Modeから脱している。
同社はBluetooth 4対応のRADIO IPをTSMCの55nm LPプロセスで開発しており、動作電圧は0.95Vと低いことが特徴であった。その後同社はARMに買収され、Cordio 4という製品がCordio IPとしてARMから発売されるようになった。
今回の発表はこのCordio IPがBT 4.2に対応したといものだ(Photo02)。