くらし情報『日本のものづくり産業を支えられる存在になりたい - スパンションと合併した日本サイプレスが新たな組織体制で始動』

2015年6月3日 07:00

日本のものづくり産業を支えられる存在になりたい - スパンションと合併した日本サイプレスが新たな組織体制で始動

日本のものづくり産業を支えられる存在になりたい - スパンションと合併した日本サイプレスが新たな組織体制で始動
Cypress Semiconductorの日本法人である日本サイプレスは6月2日、CypressとSpansionの経営統合の完了に伴い、日本国内において新たに「日本サイプレス株式会社」の登記を完了したこと、ならびに組織体制の刷新と新たな事業戦略を策定したと発表した。

組織体制としては、6月1日付で、旧 日本サイプレスにて代表取締役社長を務めてきた吉澤仁氏が代表取締役会長に、旧スパンションにて日本営業部門担当副社長を務めてきた長谷川夕也氏が代表取締役社長にそれぞれ就任したほか、日本のヘッドクォーター(HQ)を、旧 日本サイプレスがあった新宿(中野坂上)でも、旧 スパンションがあった川崎でもなく、旧 スパンションが買収した富士通のマイコン・アナログ部隊(スパンション・イノベイツ)がオフィスを構えていた武蔵小杉へと移転させている。

CypressとSpansionの統合の詳細については既報の通り。売り上げは20億ドル規模となり、10億ドルが各種のメモリ製品、10億ドルがPSoCやARMマイコンなどのロジック関連製品で占められる。「メモリは現在、DRAM以外のほぼすべてを取り揃えているほか、ローエンドからハイエンドのヘテロコア製品まで含めてARMマイコンやPSoCでカバーしており、カスタマに幅広いブログラマビリティを提供できることが特徴の半導体ベンダ」

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