「保活」必勝法 (12) 「0歳児入園が有利」の理由とは

この連載では、保活においてしなければいけないことを紹介してきましたが、ここまでのアクションを地道に進めてこられた方は、いよいよ認可保育園への保活が最終フェーズへと向かいます。今回からは保活の集大成ともいえる、入園の申込書の書き方について詳しく見ていきます。
申込書を書くにあたって気を付けたいポイントは、入園時のお子さんの年齢によっても変わってきます。よって今回はまず、0歳児クラスへの入園(お子さまが1歳未満の時期に入園・復帰)を希望されるケースを対象に解説していきます。
○0歳入園が有利な理由
保育園ではクラスごとに定員が設けてあります。そして、例えば0歳児クラスで定員12名だとすると、1歳児クラスでは定員15名といったふうに、クラスが上がるごとに定員が増えるケースが多いでしょう。確かに定員数だけを見ると1歳児クラスの方が入りやすそうに見えるのですが、実際にはそうではありません。
1歳児クラスの定員15名のうち、ほとんどが同園の0歳児クラスからの進級児童で埋まってしまうため、新たに入園募集がかかる人数はほんの数名。
上記の例でいうと、定員15名中12名が0歳児クラスからの進級児童で、残りの3名のみが新規募集枠という事になります。