2015年6月3日 15:40
COMPUTEX TAIPEI 2015 - Skylake搭載PCやデスクトップ向けBroadwellなどが登場したIntel基調講演
米Intelは2日、台北市で開催中のイベントCOMPUTEX TAIPEI 2015で、基調講演を行なった。同社の上級副社長でクライアントコンピューティング事業部担当のカーク・スカウゲン氏が、「イノベーションの50年」、「次は何か」、「プラットフォームのリーダーシップ」の3つをテーマに講演した。
最初の「イノベーションの50年」とは、提唱されてから50年を迎えるムーアの法則のこと。Intelは、この法則にのっとり半導体を進歩させてきた。
「次は何か」(What’s Next)では、2020年には、500億台のデバイスが存在することになると予測、これにより天の川の星の数よりも200億倍も多い数データが作られることになるという。
こうしたデータが生み出されるのはIoTのためだが、スカウゲン氏は台湾の自転車レンタルのシステムを例に、新しいIntel IoT Gatewayのリファレンスデザインを紹介した。
これは、さまざまなIoT機器からのデータを集約してクラウド側などに転送するゲートウェイ装置で、最新のリファレンスモデルでは、マイクロソフトやウィンドリバーのOSにくわえ、CanonicalのSnappy Ubuntu Core(Linuxベース)