COMPUTEX TAIPEI 2015 - 海水対応の潜水ドローンも! 会場で見つけた面白ガジェットまとめ その1
台湾・台北で開催中のコンピュータ展示会「COMPUTEX TAIPEI 2015」では、PC、スマホ、タブレットといったメインストリームのカテゴリー以外にも、さまざまなアイテムが展示されている。ここでは、会場を歩いていて目をひいた“おもしろ系ガジェット”を紹介していこう。いずれも開発中もしくは日本未発売のモデルである。
○最大25km/時、あの電動スケートボードがアップデート!
AJ-RALDEYの電動スケートボード「AJ-1500W」。最大スピードは時速25km、走行可能距離は23kmとかなりのもの。現行モデル「AJ-500W」と同じ重量(約7kg)でありながら、スピード、距離ともに向上した。充電時間は2時間。最大時速30kmの「AJ-3000W」も開発中だという。
日本では道交法のため公道では走行できないだろうが、私有地などで遊ぶにはよさげだ。
●水撮! 海水対応の潜水艦ドローン
○潜水艦タイプのドローン
潜水タイプのドローンは数年前からいくつか登場しているが、ドローンメーカーのTT Robotixは、潜水艦タイプのドローン「TTR-SB SEAWOLF」を展示。3枚の大型フィンスタビライザーを装備し、安定した航行を可能にしているという。
真水だけでなく海水にも対応した上位モデルは、搭載したカメラの映像をリアルタイムに見られるモニター付きコントローラーを装備。最大深度は8m、最大時速は3.5km。
水中では電波が届かないのにどうやって操縦するのかというと、本体と10mのケーブルでつなげられた中継器をボートのように水面に浮かべておき、コントローラーと中継器の間で無線通信する仕組みになっている。
○スマホ操作のロボットトイ
台湾の周辺機器メーカー、Choice Onlyのスマホで操作ロボット「Choicee Qee Robot」。日本の某プロバイダーのキャラクターにそっくりなため、去年のCOMPUTEXでも気になっていた。
本体は前後左右に走行するほか、頭を左右に、手を前後に動かせる。スマホとの接続はBluetoothで、ワイヤレススピーカーの機能も持ち、音楽に合わせてダンスさせることもできる。スマホに電話が着信した際はハンズフリーでの応答も可能。●もしもの時にも安心、ドラレコ内蔵ミラー
○ドライブレコーダー内蔵ミラー
PCメーカーとして知られるヒューレット・パッカードの「F710」は、ドライブレコーダーを内蔵したルームミラー。Super HD(1296p/30fps)での記録が可能で、ミラー内に設けられた4.3インチTFTディスプレイで映像の確認ができる。バッテリは450mAhのリチウムイオン、映像の保存はmicroSDカードを使用する。
○音と光で警告、LED内蔵の地震探知機
威陞科技の地震警報器「WS-CT02」。ネットワークで情報を得るのではなく、本体内のセンサーで地震の揺れを検知して、音と光で警告する。
LEDも内蔵し、夜間の地震では証明としても役立てられる。PSEマークも取得し、日本での販売に向けて計画中だという。