2015年6月5日 00:00
Windows 8.1ミニTips (131) 「Windows 10を入手する」の動作を検証
既報のとおり、Windows 10へのアップグレードが7月29日から始まる。それに先立ち、Windows 7(Service Pack 1)やWindows 8.1(Update)には、Windowsフラッグを模したアイコンが通知領域に現れていると思う。日本語では「Windows 10を入手する」という名称を付けているが、実行ファイル名などを確認すると「GWX(Get Windows 10)」ということが分かる。今回はGWXの動作を検証しよう。
○GWXが起動しない?
多くの方が目にしているであろうGWXだが、必ずしもすべての環境で動作している訳ではない。FAQによれば、PCがWindows 10のシステム要件を満たしていない場合や、更新プログラムの適用状態が最新でない場合、GWX.exeの起動プロセスが発生しないと書かれている。
筆者が普段使用している仮想マシンを確認したところ、GWXが稼働していない。「%SystemRoot%\System32\GWX」フォルダーは存在しているが、プロセス上にGWX.exeが稼働している形跡を見付けられない。
各タスクを手動実行してもだ。
GWXはWindows Update経由で導入したあと、タスクスケジューラで「\Microsoft\Windows\Setup\GWXTriggers」