COMPUTEX TAIPEI 2015 - ネコ認識機能付きの自動給餌機も! 会場で見つけた面白ガジェットまとめ その2

●ネコごとに餌の量を自動調節する給餌機
台湾・台北で開催中のコンピュータ展示会「COMPUTEX TAIPEI 2015」では、PC、スマホ、タブレットといったメインストリームのカテゴリ以外にも、さまざまなアイテムが展示されている。ここでは、会場を歩いていて目をひいた"おもしろ系ガジェット"を紹介していこう。ほとんどは、開発中もしくは日本未発売のモデルである。

○ネコごとに餌の量を変えられる自動給餌機

奇群科技（ZILLIANS）の「CatFi」は、体重計とカメラを搭載した自動給餌機。ネコが台に乗るとカメラで顔を認識、エサと水をトレイに供給し、同時に体重を計測する。顔認識機能があることで、複数のネコを飼っていたとしても、それぞれの体重が記録でき、またネコごとに供給するエサの量を変えることができる。つまり太ったネコにダイエットさせられるわけだが、コントロールできるのは餌の量だけなので、当然、別のネコが食べているのを横取りしても阻止はできない。

○端子むき出しの水中デモ! 防水モバイルバッテリ

台湾の電子メーカー天宇工業（FEII）のモバイルバッテリ「NPI-1B」は、水没しても問題ないIP68の防水性能を持つ。200ルーメンのLEDライトを内蔵し、専用アタッチメントで取り付ければ自転車用ライトとしても使える。とくにスマホを自転車のナビとして使っている人には便利なのではないだろうか。

●壁一面が電源に? - 立方体型の電源タップ
○壁一面が電源に? - 立方体型の電源タップ

allocacocの「PowerCube」は、存在感のあるキューブ型電源タップ。各面にコンセントがあるので、大きなACアダプターも他のプラグと干渉しない。さらに、本体同士を連結させて使うこともできる。聞けば、5月から日本でもLOFTで販売しているそう（ACのみの「PowerCube Original」が1,150円、USB出力が2個口付いた「PowerCube Original USB」が1,950円）。

○"ゴツすぎる"ドッキングステーション

j5createの「JSS800」は、2.1chサラウンド対応のオーディオドッキングステーション。中央部は稼働し、ノートPCやタブレットなどのディスプレイを見やすいよう角度をつけることができる。5.7cmの5Wフルレンジスピーカー×2と、6.8cmの10Wウーファーを搭載。インプットソースは、AUXとBluetooth、USB（AOAおよびUSB Audio）で、デバイス充電用のUSB端子も備える。

○陶磁器スピーカー「ZenHorn」(ZenFone非対応)

華瀚文創科技の「ZenHorn」は、セラミックで作られたスピーカー。スピーカーといっても電源は不要。立てかけたスマホからの音を増幅させる仕組みで、磁器素材ならではクリアな音を響かせる。対応機種は、iPhoneシリーズやXperia 3、Galaxy S6など。ちなみに、名前が似ているASUSのスマートフォン「ZenFone」シリーズはスピーカーの位置があわないため使えない。