2015年6月5日 17:36
PwC、"レジリエントセキュリティ"を実現する新サービス
プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は6月4日、"レジリエントセキュリティ"を実現するサイバーセキュリティ対策の新サービス「スレットインテリジェンスサービス」と「アドバンストSOCサービス」の提供を開始すると発表した。
サイバー攻撃が年々高度化、複雑化していることから、防御一辺倒の対策だけでは難しいとしており、これまでのセキュリティ対策から脱却して、攻撃を受けることを前提に、迅速に対応できる「レジリエントセキュリティ」と呼ばれる概念の実現が重要としている。レジリエントは「回復力に富む」や「弾力性のある」「立ち直りが早い」といった意味を持つ。
PwCでは、現在セキュリティ戦略の立案や各種セキュリティポリシーの評価、セキュリティ管理体制の構築など、コンサルティングサービスを行っているが、これらに加えて、レジリエントセキュリティを実現する2つのサービスを提供する。
スレットインテリジェンスサービスでは、PwCが世界中の脅威情報を収集して得たサイバー脅威の最新動向や国内で発生しているサイバー攻撃を国内で独自に分析。これらの情報をまとめた「スレットインテリジェンス」を構築している。このインテリジェンスと既存のコンサルティングサービスの融合により、最新動向を反映した"レジリエントセキュリティ"を実現するとしている。