2015年6月6日 16:30
『台風のノルダ』声優初挑戦の野村周平「"初めて"を見てもらうのは恥ずかしい」
公開初日を迎えたアニメーション映画『台風のノルダ』の初日舞台あいさつが5日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、俳優の野村周平、新井陽次郎監督、キャラクターデザイン・作画監督の石田祐康氏が登壇した。
本作は、とある離島の中学校を舞台に、ナイーブで素直になれない少年・東シュウイチと、正義感が強く実直な西条ケンタの友情を描いた物語。ある悩みを抱えた東は、親友でチームメイトの西条に黙って野球部をやめてしまう。そのことで2人は気まずくなっていたが、文化祭前夜に島を襲う台風にのってきたという不思議な少女・ノルダが現れたことで、2人の関係に変化が起きていく。野村は本作で声優に初挑戦し、主人公の東を演じている。
無事に初日を迎えることができた新井監督と石田氏は、2人が所属するスタジオコロリドにとって初めて大規模な体制での制作となっただけに、「感無量」と感激した様子。一方の野村は、初めての声優挑戦に「恥ずかしいです」とはにかみ、「声だけの出演は初めてで、初めてのドラマに出演しているような気持ちになりました。こんなにたくさんの人に、自分の"初めて"を見てもらうのは恥ずかしいです」と繰り返した。
アフレコについて野村は、「普段は俳優をやっているので、声だけで演技しているつもりでも、体が動いてしまう。