くらし情報『東京都・上野動物園が、ジャイアントパンダの繁殖行動の経過について報告』

2015年6月8日 12:26

東京都・上野動物園が、ジャイアントパンダの繁殖行動の経過について報告

東京都・上野動物園が、ジャイアントパンダの繁殖行動の経過について報告
上野動物園は6月3日、同園公式Webページにて、ジャイアントパンダ繁殖についての状況報告を行った。

○これまで交尾に至るような強い発情行動は見られず

同園では、ジャイアントパンダ繁殖に向けた準備を進めているが、今回はパンダの一般的な繁殖期間である2月から5月までの繁殖状況について報告した。

ジャイアントパンダの自然交配を目指し、2頭のパンダの発情兆候を注意深く観察してきたところ、「リーリー」(オス)は、1月上旬ごろから頻繁に「シンシン」(メス)のにおいに興味を示し、恋鳴き、においつけ、水浴びなどの発情を示す行動が見られてきた。「シンシン」は、3月中旬から水浴びをする、鳴き交わすなどの、発情に関する行動が若干見られたが、発情行動の発現は散発的で、これまで交尾に至るような強い発情行動は見られなかった。

ジャイアントパンダの繁殖期は一般的には年1回、2月から5月にやってくることが多いが、6月以降も発情が見られる可能性があるため、引き続き、通常の飼育管理の中で2頭の状態を注意深く観察を行う。今後も、発情兆候が強く現れた場合は展示を中止することがあるという。

なお、2015年2月9日から、ジャイアントパンダ繁殖に向けた準備のため、パンダ舎観覧通路外側に目隠し(フェンス)

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