2015年6月10日 15:25
マイクロソフト、6月の月例パッチ8件公開 - 「緊急」は2件
日本マイクロソフトは6月10日(日本時間)、月例のセキュリティ更新プログラムを公開した。今回、8件のセキュリティ情報が新規で公開され、深刻度が「緊急」のものは2件、「重要」が6件となっている。
深刻度が最も高い「緊急」のセキュリティ情報は「MS15-056」「MS15-057」で、いずれも悪用されると、リモートでコードを実行されるおそれがある。
「MS15-056」はInternet Explorer 6から11まで、すべてのバージョンに影響を及ぼし、14件の脆弱性が修正されている。
「MS15-057」はWindows Media Player の脆弱性に関するもので、Microsoft Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2にインストールされたWindows Media Player 10~12が該当する。
また、「MS15-062(Active Directory フェデレーション サービスの脆弱性により、特権が昇格される)」の更新プログラムをインストール際は、あらかじめADFSサービス (adfssrv)