くらし情報『カイメン中の共生微生物の生産能力には非常に可能性がある - 東大など』

カイメン中の共生微生物の生産能力には非常に可能性がある - 東大など

カイメン中の共生微生物の生産能力には非常に可能性がある - 東大など
東京大学は2月7日、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH-Zurich)、早稲田大学(早大)との共同研究により、八丈島沿岸に生息する「Theonella swinhoei(T.swinhoei)」(画像1)という「海綿動物」(カイメン)を対象に調査が行われ、「シングルセルゲノミクス」(1細胞から得たゲノムDNAを増幅してゲノム解析すること)と「メタゲノミクス」(単一種の単離過程を経ずに微生物集団から直接ゲノムDNAを抽出してゲノム解析すること)を駆使することで、共生微生物「Entotheonella」が数多くの有機化合物を生産していることを遺伝子レベルで明らかにし、同時にEntotheonellaはT.swinhoeiだけでなく、ほかの多くのカイメン中にも存在していることがわかったと発表した。

成果は、ETH-ZurichのJoern Piel教授、同・Micheal C. Wilson博士研究員、早大理工学術院の竹山春子教授、同・モリ テツシ助教、東大大学院 農学生命科学研究科の松永茂樹教授、同・高田健太郎助教、同・大学院薬学系研究科の阿部郁朗教授、同・脇本敏幸准教授らの研究チームによるもの。

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