くらし情報『増収増益のすかいらーく、その背後にはビッグデータの活用があった』

2015年6月12日 08:00

増収増益のすかいらーく、その背後にはビッグデータの活用があった

増収増益のすかいらーく、その背後にはビッグデータの活用があった
ガストやジョナサン、バーミヤンなどの外食チェーンを傘下に置き、日本全国に約3,000店舗を展開する すかいらーくグループ(以下、すかいらーく)。そのマーケティング部門は2013年秋、マーケティングROIの可視化に乗り出した。

この目的の下、同部門は、Amazon Web Services(AWS)上のデータ・ウェアハウス(PostgreSQLベースのカラム型データベース)となる「Redshift」を採用。同環境に、グループ国内全店のPOSデータを投入した。

POSデータの規模は年間約10億件。それを5年分――つまり、約50億件のデータを――Redshiftに投入したのである。また、同社では、レシート情報もデータ・ウェアハウスに取り込み、レシート番号カットで、売れた商品と売上げを把握できるようにもした。これにより、単に、商品ごと、地域ごと、店舗ごとの売上げだけではなく、「どの商品とどの商品がセットで良く売れているのか」や「顧客単価」「顧客収益」が細かく割り出せるようになった。


こうしたデータ・ウェアハウス環境を用い、TVCMや新聞の折り込みチラシなど媒体ごとの広告効果(ROI)を精緻に分析。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.