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「Oculus Rift」製品版や仮想現実コントローラー公開、Xbox提携も発表

マイナビニュース
「Oculus Rift」製品版や仮想現実コントローラー公開、Xbox提携も発表
Oculus VRは6月11日(現地時間)、米MicrosoftのXboxチームとパートナーシップを締結。2016年第1四半期に提供を予定するOculus Rift製品版に、Xbox Oneのコントローラーが同梱されることが明かされた。6月16日から3日間ロサンジェルスで開催するE3(Electronic Entertainment Expo)でも、実機を出展する予定だ。

Oculus Riftは2012年から試作機の開発を続け、2013年の開発向けキットリリース以降は、海外のPCゲームベンダーが自社タイトルをOculus Riftに対応させたことで注目を集めている。出荷は2016年第1四半期を予定。

Oculus Rift本体は、自身の位置を検出するセンサーやカスタムディスプレイを内蔵し、360度の視野を確保する。さらに開発向けキットと比較すると、ヘッドセットの安定性も向上させた。この点についてOculus VRは、「野球帽をかぶるように簡単だ」と説明している。
また、ヘッドフォンやマイクを備え、ゲーム中のサウンドやボイスチャットも使用可能にした。

Oculus Rift製品版では、第1世代のゲームを"プレイしやすくするため"として、Microsoftの「Xbox Oneワイヤレスコントローラー」を同梱することを明らかにした。合わせて、仮想現実世界に対応するゲーム向けコントローラーとして、モーショントラック・コントローラー「Oculus Touch」の試作機も発表した。

Oculus Touchは、1アナログスティック2ボタン1トリガーを持つコントローラー2つを両手それぞれに持ち、プレーヤーの手の位置を検出しながらゲーム中に自身の手が融合した表現を可能にする。具体的には、現実の動きとOculus Rift内の映像をリンクさせ、実際の手の動きで、Oculus Rift内に映る物を掴んだりすることができる。

Oculus VRはOculus Riftに対応するゲームタイトルとして、CCP Gamesの「EVE: Valkyrie from」や、Insomniac Gamesの「Edge of Nowhere」といったタイトルを、前述したE3でデモンストレーションする予定だ。

阿久津良和(Cactus)

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