「転職人気企業ランキング2015」でANA・JALに続き、三菱重工業もランクイン
5年連続で1位を獲得していたグーグルを2位に抑え、トヨタが6年ぶりに首位を奪還。営業利益・純利益とも2年連続で過去最高と好業績に加え、理系女子学生のキャリア構築支援を狙いとした「トヨタ女性技術者育成基金」設立(2014年)などのダイバーシティ推進も、女性を中心とした支持の拡大につながった。その他、本田技研工業が7位(2014年: 10位)、日産自動車が34位(同81位)など、円安の追い風を受けて好調な自動車メーカーが順位を上げている。
その中で運輸/物流業を見てみると、ベスト50の中にANAが4位(2014年: 5位)をはじめ、JR東日本が15位(同14位)、JALが18位(同26位)、JR東海が30位(同51位)の4社がランクインしている。なお、メーカーでは三菱航空機を抱える三菱重工業が32位(同46位)となっている。
全体の順位を見ると、ヤフーが16位(2014年: 36位)、クックパッドが44位(同59位)、LINEが64位(同195位)など、インターネット/広告/メディアでランクアップした企業が目立つ。
そのほか、映画『アナと雪の女王』がヒットしたウォルト・ディズニー・ジャパンが114位にランクインするなど、話題の商品やコンテンツをリリースした企業も躍進している。