CSR、車載用SoC「CSRatlas7」とSDR製品群「tuneX」を発表
CSRatlas7は、インフォテインメント、コネクティビティ、測位・位置情報の各機能を単一のシステムとして統合したSoCで、これにより高級車のみならず、大衆車などにも低コストでさまざまな機能を搭載することが可能になると同社では説明している。
デュアルコアCPU(Cortex-A7)およびGPUアーキテクチャを搭載しているほか、Bluetooth v4.2、SDR、GNSSベースバンド、オーディオDSP、高品質オーディオコーデック・コンポーネントなどの周辺機能を1つのアプリケーション・プロセッサに集積。ソフトウェアとハードウェアを組み合わせ、組み込みも容易なソリューションであることから、優位性を高めるCarPlayやMirrorlinkといった他のソフトウェアスタックと連携して利用することも可能だという。
一方のtuneXフロントエンド・チューナー・チップは、AM/FM、DAB、T-DMB、DRM and HD Radioなどのさまざまなラジオ規格において高いRF性能を提供するため、地域ごとに異なる専用のハードウェアを実装する必要をなくすことができ、カーラジオの開発工程や認証、購買のサイクルを簡素化することができるようになるという。
また、同時並行受信に対応するなど、高い拡張性も有しており、デュアルまたはマルチチューナ設計の機器が2種類以上の規格の無線を同時受信した場合、それらの信号はソフトウェアのオーディオバッファですべて利用可能な状態に置かれ、即時に各チャネルを切り替えることで音声の遅延なく利用することを可能とする。
なお同社では、tuneXフロントエンドまたはtuneXソフトウェアの復調器については、単独での提供、ならびにCSRatlas7プラットフォームの一部として提供するほか、ードパーティのプラットフォーム上で作動するソリューションとしても提供していくとしている。