宮世琉弥、苦手と思っても「まずはチャレンジ」“恩返し”の人生設計とは
――「恩返し」という言葉は本の中にも登場しますね。「恩返し」とは?
まずは両親に。普通の親孝行もそうですが、僕が有名になって、色んな作品に出てお芝居を見せることが、一番の恩返しになると思っています。ファンのみなさんにはファンクラブの活動や、こうしたスタイルブックを届けることも、恩返しになっていると思いますし、色んな人に出会って、ちゃんと自分の好きなことをやって、みなさんに作品を届けていくことが、恩返しになると思っています。
――尊敬する人にご両親をあげていますね。
僕のやりたいことを「やっていいよ」と応援してくれるんです。小学生でスカウトされたときも、「頑張れ」と言ってくれました。当時、スカウトされてすぐに所属ではなくて、顔合わせが必要でした。
その顔合わせに行くと決める段階で、「この仕事をやっていくのだという意識をちゃんと持って、周りに流されるな。やるならちゃんとやれ。絶対に受かれよ」と言ってくれました。僕もやりたいという意志を明確にして入りました。
○■マー君が世界から地元・宮城に帰ってきた
――ところで宮世さんは小学生の頃、楽天ジュニアに所属していたんですよね?
はい。