2015年6月16日 19:24
Windows 10とOculus Riftで生まれる仮想現実体験 - 阿久津良和のWindows Weekly Report
Oculus VRのヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift(オキュラス・リフト)」は、次世代のバーチャルリアリティを実現するデバイスとして注目を集めている。そのOculus RiftがWindows 10でネイティブ動作することが発表された。
Microsoftは公式ブログで「DirectX 12を活用するOculus Riftは、Windows 10こそ最高のプラットフォームとなる」と両者の提携を紹介している。Oculus VRは2012年のE3でOculus Riftの試作機を発表し、そこからKickstarterで資金を集めて開発を進め、2014年3月にFacebook傘下企業となった。
当初はマルチプラットフォームデバイスを目指していたOculus Riftだが、「開発に注力するため」との理由でOS XやLinux版の開発を一時停止し、Windowsに注力することを明らかにしている。穿った見方をすれば、この時点でMicrosoftとOculus VRの提携がほぼ決まっていたのだろう。
さらに今回、Oculus Riftの専用コントローラー「Oculus Touch」