2015年6月17日 16:25
音質のオンキヨー×装着感のシバントス、カスタムメイドのインイヤモニターを発表 - 納期は7営業日
オンキヨー&パイオニア イノベーションズは6月16日、カスタムインイヤモニター「IE-C1」「IE-C2」「IE-C3」の新製品発表会を開催した。発売は7月17日。価格はオープンで、推定市場価格は、IE-C1が59,800円前後、IR-C2が79,800円前後、IE-C3が119,800円前後(すべて税別)。
同製品群は、オンキヨーと、シーメンスの補聴器部門であるシバントス社が共同開発したカスタムメイドのインイヤモニター(以下、IEM)。シバントスは70年にわたって補聴器を生産しており、高いノウハウを持つ。
発表会では、オンキヨー&パイオニアイノベーションズ 代表取締役社長 宮城謙二氏が登壇。今回発表した3製品について「渾身のプロジェクト」であると語った。製品のポイントとなるのは、「納期の短縮」と「装着感の向上」だ。
○カスタムIEMとしては異例の、納期7営業日を実現
通常、カスタムIEMを入手するためには、まず耳の型を採取して、その耳型に合うようにイヤホンの加工を行い、出荷という流れになる。シバントスは、耳型を3Dスキャンしてデータ化。さらに耳型を3Dプリンタで成型することで工期を短縮。