2015年6月17日 17:29
東京都観光は7番目に高い? 旅行者物価指数から世界一格安な旅行先が判明
世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザーは6月17日、観光地として人気がある世界40都市における旅行コストを比較調査した「旅行者物価指数(トリップインデックス)2015」(※)を発表した。今年はベトナムのハノイが、2014年に続いて2年連続で「旅行者物価の最も安い都市」に選ばれた。
今回発表する旅行者物価指数は、夏期(6月~8月)における、各都市の現地での出費の平均値から算出している。ふたりで3泊の旅行を想定し、4つ星ホテルでの3泊宿泊、計3カ所の観光スポットへの訪問、昼食と夕食、また夕食をとるレストランへのタクシー往復費用の平均値を合計した。
調査の結果、旅行者物価の安い都市ランキングではベトナムのハノイが平均8万7,699円で第1位となった。その一方で、旅行者物価の高い都市のトップはメキシコのカンクンで24万1,845円と、ハノイのおよそ3倍となることが判明した。
旅行者物価の安い都市ランキングを見ると、上位10都市のうち東南アジアから4都市がランクインしており、世界的に見ても東南アジアはコストパフォーマンスの高い旅行先が集中していると言えそうだ。