セロトニンとは、カラダのさまざまなリズムを整える役目を果たすホルモンです。感情の調整など、精神を安定させる役割も担っています。このセロトニンが不足すると、感情の調整が難しくなり、ストレスを特に感じるようになり、感情的にさせてしまうこともあるのです。
そんなセロトニンは、一般的に男性と比べて女性のほうが50%以上も生産する能力が低いといわれています。そういった意味では、女性は男性に比べて慢性的にセロトニンの量が少ないため、女性はストレスに対する耐性が強くなく、感情的になりがちともいえるわけです。また、女性の中には生理に連動して感情的になるという人がいます。実はこれも、生理にともなってセロトニンの量が変化することの影響といいます。ちなみに、女性は男性に比べて冷え性や便秘で悩んでいる人が多いですよね。
これも、セロトニンの不足が原因だといわれています。
では、どうすれば女性でも感情的にならなくてすむのでしょう。セロトニンに注目するならば、それをつくるための栄養、つまり食事に気をつけることが大切です。セロトニンには、必須アミノ酸が不可欠。肉、魚、ナッツ、豆乳、乳製品などを積極的にとるようにしましょう。