桜桃忌 - 今日は何の日 (6月19日)
○墓石にさくらんぼを詰める人もいるほど
太宰治の本名は津島修治。昭和初期に活躍した日本を代表する小説家で、代表作には「走れメロス」「斜陽」「人間失格」などがあります。
太宰の遺体が発見された6月19日には、彼のお墓に多くの花が供えられます。墓石に彫られた太宰の名前に、サクランボを詰めていく人もいるとか。
○森鴎外のお墓もある
禅林寺には、太宰のお墓の近くに、同じく日本を代表する小説家、森鴎外のお墓もあります。こちらも森鴎外の命日である7月9日には献花式や文学座談会が開催され、多くのファンが訪れます。
実は、日本文学を代表する2人のお墓が近くにあるのは偶然ではありません。太宰が生前、森鴎外の墓について憧れめいた文章を残していたため、太宰夫人がその気持ちをくんで禅林寺に葬ったとか。
太宰治と森鴎外。今日はこの2人の作品を読んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに6月19日は桜桃忌のほかに、以下のような記念日にもなってます。
・元号の日
・朗読の日
・ベースボール記念日
など
本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。
記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。