MSI、独自ファン採用のRadeon R9/R7 300シリーズ搭載カード

MSIは18日、AMDのデスクトップ向け最新GPU「Radeon R9/R7 300シリーズ」を搭載したグラフィックスカード9モデルを発表した。いずれのモデルも20日の発売を予定する。

○Twin Frozr V搭載モデル

独自クーラー「Twin Frozr V」を搭載モデルとして6機種ラインナップする。「Twin Frozr V」では、2連の100mmファンは新設計のフィンを採用し、前世代の「Twin Frozr 4」と比較して5%のノイズ削減を実現した。

また、8mm径ヒートパイプと6mm径ヒートパイプと、銅製ベースを組み合わせて冷却効率を高めたほか、低負荷時などGPUの温度が低い状態になるとファンの動作を止める「Zero Frozr」機能に対応している。

ユーティリティの「Gaming App」では、「OC」「ゲーミング」「サイレント」という3つの動作モードを選択して動作クロックを調節できる。

Radeon R9 390X搭載モデル「MSI R9 390X GAMING 8G」の主な仕様は、SP数が2,816基、コアクロックが最大1.100MHz(OCモード時)、メモリクロックが6,100MHz、メモリは512bit接続のGDDR5 8GB。