2015年6月24日 07:00
測定だけで終わらせない! Google Analyticsによるコンテンツ効果分析 (1) コンテンツへの集客前に、目的と効果測定指標を決めよう
近年注目が高まり、活用が増加してきているコンテンツマーケティングですが、訪問したユーザーが「どのコンテンツを経由・回遊し、資料請求や問い合わせなどのコンバージョン(CV)に至ったのか」を把握できているでしょうか。
それぞれのゴールにおいて適切な指標をもって効果を計測し、継続的な改善を行うことで、その投資対効果(ROI)を向上させることが可能です。
本連載では、コンテンツマーケティングを既に運用している、あるいは現在検討中のマーケターを対象に、効果測定の際の指標決定から、継続改善の考え方を紹介します。
また、効果計測におけるツールとして一般的な「Google Analytics」において、よく誤解のある指標についても、その問題点と対策を例示したいと思っています。
○効果の可視化には、目的の定義が必須
さて、コンテンツマーケティングは、ストーリーテリングを通じ、ユーザーが意識している需要・認知だけでなく、潜在的にもっているものについても "気づき" を起こし、認知の拡大や比較・検討を促し、ユーザーの態度変容につなげることを目指します。
その効果を可視化するには、まず、目的を明確にすることが重要です。