中川大志、客前イベントに瞳を潤ませ…2年半かけて石井杏奈とのW主演作品公開
映画『砕け散るところを見せてあげる』(4月9日公開/PG12指定作品)の公開記念舞台挨拶が1日に都内で行われ、中川大志、石井杏奈、矢田亜希子、堤真一、SABU監督が登場した。
同作は、竹宮ゆゆこの同名小説をSABU監督が実写化。大学受験を控えた普通の高校3年生で、人よりも正義感が強い濱田清澄(中川)は、学年一の嫌われ者・高校1年生の蔵本玻璃(石井)がいじめを受けている現場をたまたま目撃し、その正義感の強さから彼女を助ける。それがきっかけで、いじめ問題から玻璃を救おうと試み、次第に玻璃との心の距離も縮まっていく。
中川は満員の客席を見て「本当に久々に見る光景で、胸がいっぱいです」としみじみ。母親役の矢田は「撮影していた時からお久しぶりにお会いして、面影はあるんですけど、本当に立派な男性になられて、なんかあったの!? ってくらい」と絶賛する。撮影から公開まで2年半かかったこともあり、矢田は「母としてもすごくびっくり。こんなに成長するんだな。
元々しっかりされてる方だったんですけど、より大人っぽくなられて、感慨深いです。かっこよくなって」と成長に驚いていた。
一方、石井と堤も親子役だったが、作中では緊張感溢れる関係に。堤は石井について「そうですね、オレンジでね、華やかな感じで……」と服の色を褒めつつ、「衣装とか雰囲気、撮影の時は暗いイメージだったりするんですけど、どんどんお美しくなられて、かわいいわ」とこちらも絶賛。中川が「こういう微笑ましい会話を現場で見てなかったので、ほっとしますね」と言うと、石井は「堤さんが別人なので、撮影で目の前にいたときは本当に怖くて。なので、ちゃんとお話できてすごく嬉しいです」と喜んでいた。
最後に中川は「撮影から今日ここに来るまでに2年半かかりました。僕たちの仕事は見てもらって完成する仕事で、どんな作品の時もそうなんですけど、お客さんの顔を想像しながら演じて、ものを作ってます。
なので本当に一個の作品がこうして届けられることを改めて奇跡だなと、大げさじゃなく感じています。本当に感謝したいと思います」と瞳を潤ませる。「玻璃ちゃんみたいに、この映画も長い間、誰かに見つけてもらうことを待ってたんじゃないかなと思っているので、皆さんに見つけてもらって本当に感謝しています。僕も大切にこの作品と共に頑張っていきたいと思います」と客席に語りかけた。
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