2015年6月25日 08:56
Windows 8 & 8.1はダメOSなのか - 最終回
2回にわたって、Windows 8からWindows 8.1 Updateまでの特徴を大まかに紹介してきた。第1回や第2回と重複する部分もあるが、ここで改めて考えてみたい。Windows 8 & 8.1(Update)はダメなOSなのだろうか。
確かにWindows 8は野心的なOSだった。それまでデスクトップ環境を主として使ってきたユーザーにとって、スタート画面は使いやすいものではない。Aeroグラスの廃止やモダンUIは結局のところ慣れの問題だが、必ずしも欠点とは言い切れない。また、Windowsストアアプリもローンチ直後と相まって、選択肢はかなり少なかった。
だが、デスクトップ環境ならマルチディスプレイにすればスタート画面は大きなキャンパスとなり、Windowsストアアプリの全画面表示もさほど気にならない(前提条件が存在すること自体、マイナス面であることはその通り)。
Windowsストアアプリもその後は充実し、デスクトップPCで使うメリットは少ないが、タブレットであれば利便性の高いアプリケーションや、息抜きできるゲームもそろってきた。
あまり知られていないのが、タブレットでWindows 8を使ったときの利便性だ。