2015年6月25日 10:27
ニフティ、「ニフティクラウド」でサービス/機能強化7点
ニフティは6月24日、同社が提供するクラウド・サービス「ニフティクラウド」で、「増設ディスク」にコスト・パフォーマンスの高い新タイプ「標準ディスク」を追加したほか、大容量データのクラウド移行に適するという「ディスク受取サービス」や「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7」の提供開始など、7点のサービス・機能強化を実施した。
標準ディスクは、高性能で信頼性が高いとするディスクを、従来タイプである「高速ディスク(旧Disk200)」の40%の価格で利用できるサービス。汎用的な用途やバックアップ用途には標準ディスク、高いI/O性能が必要な場合は高速ディスクと使い分けることで、コストを最適化できるとしている。利用料金は、100GB/月で2,000円(税別)または3円/時間(同)。
ディスク受取サービスは、ユーザー企業の大容量データをニフティが用意した記憶媒体に格納して送ることで、インターネットを介さずにニフティクラウドのストレージ領域に直接、安全に転送できるというサービス。
オンラインでの大容量データの移行は非常に時間を要する上にネットワークに対して大きな負担をかけるが、同サービスの利用により、ネットワークに影響を与えることなく大容量データをニフティクラウドに高速転送できるとのこと。