くらし情報『東京都・原宿で合戦や戦争を題材とした作品を検証する「浮世絵の戦争画」展』

2015年6月26日 08:35

東京都・原宿で合戦や戦争を題材とした作品を検証する「浮世絵の戦争画」展

東京都・原宿で合戦や戦争を題材とした作品を検証する「浮世絵の戦争画」展
東京都・原宿の太田記念美術館は、浮世絵の中で今まで注目を浴びることのなかった、戦争画を紹介する展覧会「浮世絵の戦争画 -国芳・芳年・清親」を開催する。開館時間は10:30~17:30。入館料は一般700円、大高生500円、中学生以下無料。

同展は、太平洋戦争が終結してから70年の節目に、これまで注目を浴びることのなかった浮世絵の戦争画について紹介するもの。泰平の世を描いた享楽的な絵という印象を持たれることも多い浮世絵だが、江戸から明治にかけて、「戦争」を題材とした浮世絵が連綿と描かれ続けていたという。源平時代や戦国時代といった歴史上の合戦を題材としたものから、幕末の戊辰戦争、明治時代の西南、日清、日露戦争など、同時代に勃発した戦争を題材としたものまであり、同展ではこれらの戦争がどのような目的で描かれ、また、どのような形で表現されているかについて検証される。また、歌川国芳、月岡芳年、小林清親といった浮世絵師たちは、戦争を題材とした作品をいくつか描いているものの、これまで戦争画そのものに注目が集まることがなかったためほとんど紹介される機会が無かったが、戦争画を通して、有名浮世絵師たちの知られざる一面も紹介されるということだ。

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