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最近、よく聞く音楽ストリーミングサービスって何? 各サービスの特徴や違いを解説

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最近、よく聞く音楽ストリーミングサービスって何? 各サービスの特徴や違いを解説
国内の音楽ストリーミングサービス市場が盛り上がっている。5月27日にはサイバーエージェントとエイベックス・デジタルによる「AWA」、6月11日にはLINEの「LINE MUSIC」が公開されたほか、30日からは米Appleの「Apple Music」がスタートする予定だ。

音楽ストリーミングサービスは、月額制で音楽を聴き放題で楽しめるサービスであり、楽曲をダウンロードせずにストリーミングで再生して聴くのが特徴だ。それでは、具体的にどのような音楽ストリーミングサービスが提供されているのだろうか。本稿では、各社サービスの特徴や違いをチェックしていきたい。

○月額制で聴き放題の音楽ストリーミングサービスを比較

本稿では、サイバーエージェントとエイベックスが共同出資した「AWA」、LINEなど3社が共同出資した「LINE MUSIC」、米Appleの「Apple MUSIC」のほか、ドコモが提供する「dヒッツ」、KDDIが提供する「うたパス」の5サービスをチェックしていこう。

まず、AWAは新しい音楽との出会いに主眼を置いており、さまざまなプレイリストを選んで楽曲を再生できることが特徴。ランキングや音楽ジャンルのほか、"Happy"、"Relax"、"Love"などの気分やシーンからプレイリストを探すことができ、気に入った曲を見つけたら、自身でプレイリストを作成することも可能。
また、アーティストや楽曲を検索して再生することもできる。料金は、機能無制限のPremiumプランが月額1,000円(以下、金額は税抜)。

一方、LINE MUSICでは、トップ画面から新譜などを確認できるようになっており、好みのアーティストやアルバムを選んで楽曲を再生するというのが基本の使い方になりそうだ。もちろん、音楽ジャンルや気分、シーンなどからプレイリストを探して再生したり、自身でプレイリストを作成することも可能。また、独自機能として、気に入った曲をLINEでシェアすることができる。料金は、聴き放題のプレミアムプランが926円などとなっており、学割価格も用意される。

Apple Musicは、現時点で未提供のため詳細は不明だが、新しい音楽との出会いを支援するという点では、LINE MUSICよりもAWAに近いサービスと言えそうだ。「For You」というキュレーション機能では、端末内の楽曲などにもとづいて、音楽のプロが作成したプレイリストがおすすめされる。
また、ミュージシャンとファンの交流の場となる「Connect」機能も提供されるという。日本国内での料金は現時点では不明だが、米国での料金は月額9.99ドルとなっているため、月額1,000円前後となる見込みだ。

なお、上記の3サービスは、ユーザーが楽曲やプレイリストを再生することで音楽が流れる”オンデマンド型"のサービスになっているが、音楽ストリーミングサービスには"ラジオ型"も存在する。楽曲が"流しっぱなし"のチャンネルをユーザーが選択して聴けるというもので、dヒッツとうたパスは、このラジオ型の音楽ストリーミングサービスとなる。

dヒッツは、テーマ別やアーティスト別に用意された1,000以上のチャンネルを選択して、最新J-POPから懐かしの名曲までを楽しめる音楽ストリーミングサービス。ラジオ型のサービスながら、毎月10曲まで「myヒッツ」に保存できるのが特長で、保存した楽曲はいつでも再生して楽しむことが可能。

一方、うたパスでは、邦楽、洋楽やアニソン、カラオケ定番曲などが聴ける約300のチャンネルが用意されており、好みのチャンネルを選択して音楽を楽しむことができる。さらに、「Now On Air」というチャンネルでは、ユーザー同士でチャットが可能。
同じ楽曲を聴きながらコミュニケーションを楽しめるのはもちろん、ゲストとして招かれたアーティストがチャットに参加する「Now On Air」イベントも随時開催されている。また、「アーティストMix」では、お気に入りのアーティストを選択して、似たような雰囲気の楽曲をシャッフルで聴くことができ、新しい音楽との出会いにも役立つ。

なお、うたパスは、主要レーベルのすべてで、CD発売と同時の新曲配信に対応。 またdヒッツも同様に新曲配信に対応していている。

オンデマンド型サービスの場合、お気に入りのプレイリストを見つけたとしても、何度か聴いているうちに飽きが来てしまうはずだ。しかし、ラジオ型であれば、お気に入りのチャンネルを見つけさえすれば、楽曲は随時入れ替わるので、飽きることなく楽しむことが可能だ。料金はdヒッツが月額500円、うたパスが月額300円となっており、オンデマンド型のサービスと比べると割安だ。主な音楽ストリーミングサービスの特徴を見てきたが、新しい音楽と出会いたい場合、好みのアーティストの楽曲を聴きたい場合など、個々人の目的によって最適なサービスは変わってくる。
各サービスとも、初回の一定期間は無料体験できるようになっているので、興味のある人はぜひ試してみてはいかがだろうか。

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