2015年6月27日 11:00
OCZ、NVMe技術に対応したエンタープライズ向けSSD3モデル
OCZストレージソリューションは26日、エンタープライズ向けに高い耐久性と堅牢性を備えたSSD「Z-Drive6000」シリーズ3モデルを発表した。2015年第2四半期より出荷を開始する。
○Z-Drive6000 SFFシリーズ
「Z-Drive6000 SFF」シリーズは、読み込み重視の用途に向けた2.5インチSFF準拠のSSD。容量は800GB / 1.6TB / 3.2TBを用意。2015年第2四半期から出荷される。NVMe(Non-Volatile Memory Express)技術に対応し、東芝A19nm MLCを採用。SSDのメリットが最大限に生かせるように構築されている。
転送速度はシーケンシャルリードが最大2,900MB/s、シーケンシャルライトが最大1,900MB/s。
ランダムリードが最大700K IOPS、ランダムライトが最大160k IOPSとなっている。書き込み遅延は25μs、読み込み遅延は80μsとなっている。
デュアルポート機能もサポート予定で、2つのホストシステムでの同時アクセスも可能になるとのこと。これにより、片方のデータパスに問題が起きても、もう片方のデータパスがデータを補完し業務を継続できる。