最新型の猫用自動給餌器を使って猫にご飯を食べてもらった
日本製で、価格は31,860円(税込み)。公式サイトやYahoo! ショッピングなどで販売されている。
前のモデルから様々な点が改良されているという。お皿・フードタンクの形状、手動給餌プログラムの変更、給餌設定を24時間方式で30分ごとに設定可能になったとのこと。
○本体がこちら!!
こちらが梱包された状態のPETLYだ。淡いグレーの箱で、正面には給餌器のイラストが描かれている。
本体がこちら。
幅20x奥行26x高さ28.2センチで、猫がいたずらしても倒れにくい安定感がある。タンク容量は約2Lで、ドライフード1キロに相当するとのこと。なお、ドライフード専用の給餌器なので、ウェットフードは不可。まれに大粒のドライフード(一辺が15mm以上)が販売されているが、詰まる危険性があるので、小粒や中粒タイプのドライフードの使用が推奨されている。
別売りの単1乾電池を4つ使用する。一般的な利用方法で、約半年間使用することができるという。電池寿命が近付くと、本体正面LEDリングが赤色点灯する。
○早速猫が寄ってきた
さて、いざ、開封の儀式を始めようと思う。
しかしその気配を察知したうちの猫が寄ってきてしまった。
……多分こうなるだろうなと想定はしていた。本体を取りだした後の箱は、小柄な猫が中に入ってくつろぐのに最適なデザインをしていた。
○実際にご飯を入れてみる
さて、実際にご飯を入れてみよう。給餌器の皿は自動で開く仕組みではなく、飼い主が手で開けなければならない。その点ご注意を。
こちらが我が家のフードストッカー。猫の写真がデザインされていて大変お気に入りである。
こちらの給餌器には、約1kgの餌をストックできる。1日に1~4回、1回につき5g単位で最大50gまで給餌可能だ。使用の際は、必ず、必ず、テスト運転を行ってからする必要があるとのこと。
この給餌器、何が便利かと言うと、1日4回までの給餌設定をすれば(0グラム給餌設定も可能)、24時間リピートで繰り返し自動給餌をしてくれるという点だ。また、給餌設定内容は保存されるため、「今日は夜遅くなりそうだな」という時など、出かける際にポチっとスイッチをONにするだけですぐに利用することができる。
○何とか中のご飯を取ろうとするが……
中にご飯を入れてしまえば、ほぼ全くご飯の匂いが外に漏れない。大変優れ物だ。ただ、中にご飯を入れる様子を猫に見られてしまっていたので、うちの子は大騒ぎ。
何とか中のご飯にありつけないかと皿の辺りに猫パンチするも……。
どう足掻いてもご飯は出てこないとわかると遠くを見つめる目をしていた。
○ご飯を食べていただいた
さて、お待ちかねの時間である。ご飯を実際に食べていただいた。手動で「給餌ボタン」を押すと、タイマーに関係なく好きな時にご飯を出すことができるのもこのPETLYの魅力。今回は撮影のため、手動で給餌を行ってみた。
大好きないつものご飯にありつくうちの猫。パクパクと美味しそうに食べてくれている。
○ごちそうさまでした!!
我が家では猫の健康を考え、かなりご飯の量を厳しく制限している。こちらのチビ猫は一回のご飯が22グラム、一日三回の食事だ。
ちゃんと全てのご飯を食べ終わったうちのチビ猫。満足そうに口の周りのお掃除をしていた。
○もうご飯は終わりです
この日はとてもお腹がすいていた日だったのか、珍しくもう少し食べたそうなそぶりを見せていた。
「もう少しご飯を出して」と訴えるかのように、PETLYの本体の端をペロペロと舐めていた(しかし健康に配慮し、心を鬼にしてご飯はあげないです)。
○兄猫にも使ってもらう
さて、問題はここからだ。我が家には、もう一匹大柄な兄猫がいる。
こちらは大変警戒心の強い猫で、新しいおもちゃやベッドを買うと、使ってくれるまで10日ほどかかるのだ。
颯爽と登場したうちの兄猫。先ほどチビちゃんがご飯を食べているのを見ていたので、この白い固まりがご飯を出す器械であることは理解しているようだ。
我が家の兄猫は体重6キロを超える大柄な猫だが、その猫がこのように体重をかけてもPETLYはビクとも動かない。誤って倒れてしまう心配はなさそうだ。
○いざ、ご飯!!
開封したばかりのこちらの給餌器、無臭だったのだが一応ペット用のウェットティッシュで軽く拭いてみた。こちらの猫検定で学んだことだが、猫がそのご飯を食べるかどうかは、見た目でも味でもなく「匂い」次第なのだそうだ。なので、人間にとって無臭でも、猫にとってかぎなれない匂いがするかもしれないと考え、軽く拭いておいた。
これで、普段通りのご飯の香りがするはずだが……。
緊張の一瞬である。果たして食べてくれるだろうか。
○何の警戒もなくあっという間にパクついた
一切匂いをかぐことなく、あっという間にご飯を食べ始めるうちの猫。その様子を見て、ほっと一安心だ。
○お皿が前よりも広くなったようだ
今回のニューモデルでは、お皿の改良も行われたと発表されていたが……。なんだか前よりも少しお皿が広くなったような印象を受ける。
実際に横から見てみると……。顔がものすごく大きいうちの猫ですら、皿の幅にすっぽりと顔が収まっている。食べやすさも考慮されているようだ。
○美味しいですかー? と聞いてみる
ちなみに……。うちの猫はご飯を美味しく食べた後、「美味しいですかー? 」と話しかけると顔をあげてくれるのだ。
そう、まさにこんな感じ。そして追加で「じゃあ、美味しい顔はー? 」と話しかけると……。
「ウマー! 」と言わんばかりに美味しい顔をしてくれるのだ。
○まとめ
以上、2015年モデルのPETLYの使用レビューをお送りした。使用方法が大変、大変わかりやすいので器械オンチの私でもスラスラ使うことができた。設定内容も記憶されるので、いつでもパパっと使用することができる優れ物だ。是非愛猫にプレゼントしてみてはいかがだろうか。
<作者プロフィール<
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。