「次世代ワールドホビーフェア」は今年も『妖怪ウォッチ』大旋風、人気は女子層へ拡大か
昨年に続いて、今年もイベントの中心となっていたのはやはりレベルファイブの『妖怪ウォッチ』関連のアイテムだった。レベルファイブからは、7月11日発売される『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団 / 白犬隊』をいち早く体験できるコーナーが用意され、2日目には会場からわずか1時間10分でその日の整理券が配布終了。
今年の「次世代ワールドホビーフェア」も『妖怪ウォッチ』旋風は健在で、変わらぬ人気を維持していた。同社ブースでは、この他にも12月公開の劇場版アニメ『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』の告知コーナーなども用意されており、劇中に登場する妖怪の着ぐるみが登場していた。
また、イベントで最大規模の出展となっていたバンダイブースは、人気トレーディングカード『妖怪ウォッチ とりつきカードバトル』を使った体験コーナーと『妖怪メダル』体験などといった体験型のコーナーを中心としており、こちらもイベント開始早々に整理券の配布が終了。ゲーム、玩具、アニメ、漫画などクロスメディアで展開され、そのどれもが爆発的なヒットを記録している『妖怪ウォッチ』だが、レベルファイブブースに続き、こちらも大盛況だった。
グッズ販売を行う、バンプレストやエンスカイ、ショウワノートといった各メーカーの販売ブースでも『妖怪ウォッチ』関連グッズの人気は高く、一部の商品が売り切れとなっていたほか、購入を待つ長い列が。昨年までは男子小学生など男の子が中心になっていた印象のある本イベントだが、今年は女の子の姿も多く見られた。とはいえ『プリパラ』『アイカツ!』といった女子に人気のコンテンツの出展はほどんどないことから、牽引役となったは『妖怪ウォッチ』であることを読み取ることができ、今年も『妖怪ウォッチ』が子供向けの玩具市場の牽引役なることが予想される。