「Apple Music」日本でも提供開始、月額980円の音楽ストリーミングサービス
米国では約3,000万曲、日本においては数百万曲が提供されることが発表されており、曲/アルバム/プレイリスト単位でストリーミング再生で利用できる。オフライン再生用に端末への保存も可能だ。独自にプレイリストを作り、SNSなどにシェアすることもできる。
サービスの特徴の一つが、各音楽ジャンルのエキスパートによって編集され提供されるプレイリスト。
さらに、ユーザーのローカルライブラリやApple Musicで利用した楽曲・プレイリストなどをもとに、好みに合わせた新譜やアルバム、プレイリストがキュレーションされる。SiriもApple Musicに対応し、「これに似た曲をもっとかけて」「○の新しいアルバムをライブラリに追加して」といったリクエストに応じる。
「Radio」機能では「Beats 1」という独自のインターネットラジオ放送を提供。各国の都市を拠点にDJがセレクトした楽曲やDJミックス、独占インタビュー、音楽の最新情報などが配信されている。番組情報は公式Tumblrで確認できる。この他、インディーロックやクラシック、フォーク、ファンクなど各ジャンルの専門家が作るステーションも提供される。
この他、アーティストがテキスト・写真・ビデオなどを投稿できる「Connect」というコミュニティ機能も用意。ファンはこれをフォローし、コメントを送信したりSNSなどへシェアすることができる。
デフォルトではライブラリに追加したアーティストを自動的にフォローする設定になっている。
Apple Musicは同日リリースされたiTunesの最新版へアップデートすることで、Mac、Windows PCでも利用が可能。また、iPhone、iPad、iPod touchへはApple Musicに対応したiOS 8.4が提供されている。今秋までにApple TVおよびAndroid端末にも対応する予定だ。