2015年7月1日 15:02
エアバス、中国航空器材集団公司とA330ファミリー75機を締結
エアバス(本社:仏トゥールーズ)は現地時間の6月30日、中国航空器材集団公司(China Aviation Supplies Holding Company)がA330ファミリーを45機発注する一般条件合意書(General Terms Agreement)と、さらに同機を30機発注する同意書(Memorandum of Understanding)を締結したことを発表した。
エアバスの最新航空機市場予測によると、中国の航空輸送量は世界平均を上回る成長が見込まれ、今後中国は国内および国際路線の両方の市場において航空輸送需要を牽引することが予測されている。また、今後10年間で中国国内輸送量は世界一になると見通されている。2014年から2033年の今後20年間で中国における新造機需要(100座席以上の旅客機および貨物機)は、5,300機以上と目されている。
現在、中国の航空会社によって運航されているエアバス機は1,150機以上で、内、A320ファミリーが980機以上、A330ファミリーが150機以上、A380が5機となっている。
双発のA330ファミリーは、最新鋭A350XWB、総2階建てA380と共にエアバスのワイドボディ機ファミリーの1機種。