2015年7月1日 18:34
鳥取知事、ペッパー宣伝部長に"ロボてなし"期待「世界に向けて発信します」
鳥取県は7月1日、ソフトバンクグループの「ロボット人材派遣サービス」活用事例の第1号として、人型ロボット「Pepper」(以下、ペッパー)を同県の宣伝部長に任命。同日、辞令交付式を「とっとり・おかやま新橋館」(東京都港区)で行った。
○世界初の「ロボット公務員」
7月1日、2日に同県産品の販売や観光PRを行う予定のペッパーは、鳥取県の名産「鳥取すいか」柄のエプロンを身にまとっていた。
辞令交付の前に同県の平井信治知事からは、「世界で初めての『ロボット公務員』の誕生です。力強いパワーで、旬のすいかのおいしさをしっかりと宣伝してほしいと思います。『おかやま・とっとり新橋館』には、岡山県名物の桃と鳥取県名物の梨からもじって、"ももてなし"というキャッチフレーズがございますが、ペッパー君は、精一杯の"ロボてなし"の心でお客様を迎えてください」とペッパーにエールを送った。
それをうけてペッパーは、「鳥取県宣伝部長として、鳥取県の魅力をここ『とっとり・おかやま新橋館』から世界に向けて発信します」と右手を高々と上げて宣言した。
ペッパーは期間中、館内の案内と鳥取県の紹介を店頭で行う。
また、胸のディスプレイでは、「おいしいすいかの切り方」