東京都・井の頭自然文化園が、フクロウとネズミを同居させた展示を開始
○"生態系を伝える"というコンセプトに基づいた新展示
今回、夏の暑さ対策のためにシロフクロウを冷房室に移し、空き室となった部屋にメンフクロウを展示し、展示を改修。新たな展示として、フクロウの部屋の中にマウス(ハツカネズミ)3頭を同居させた。
ただし、マウスのケージの上面は人工芝で覆われており、マウスは普段フクロウの視線が届かない場所にいる。1カ所だけ、マウスが顔を出せる場所があり、そこは透明のカップで覆われており、ネズミが食べられてしまうことはない。
動物は繁殖や逃避、闘争、遊びなど、さまざまな行動を取るが、重要な行動の1つが食物(獲物)を得ることとなる。「命のつながりを伝える」ということを動物園の根底にある理念と捉えれば、それに基づいた動物の配置や施設の設計があるはずだという。
自然界では捕食者と被捕食者の生活圏は重なっている。
たとえば、ライオンとシマウマが水辺を挟んで、至近距離でお互いの姿が見られるよう工夫することで、野生の日常を動物園でも再現し、真の野生の表情や行動を引き出すことができるのではないか。
今回のメンフクロウとマウスの新展示は、手作りではあるものの、上記のような"生態系を伝える"というコンセプトに基づいた展示を試みるものとなっている。
この記事もおすすめ
提供元の記事
関連リンク
-
new
キム・ジェウォン&キム・ハヌル出演の韓国ドラマ「ロマンス」1月7日(水)放送スタート!「ロマンス」再会SP番組も2月放送!CS衛星劇場
-
new
“ゆうこす”菅本裕子、産後ダイエットで80キロ→59キロに 実践法を紹介「ほんっっっとに強いし努力家」「すごく参考になりました」
-
new
<全国の学校図書館へ届ける、毎日を好転させる喜びの習慣> 書籍『喜びの道をひらく 天の言霊の道』が、「全国学校図書館協議会」の中学生・高校生向け選定図書に選出!
-
new
松田詠太郎、横浜FMからロアッソ熊本へ完全移籍
-
new
読売テレビ「人権尊重の取り組み」公表 過去の不十分な対応を反省 体制強化へ【文書全文】