くらし情報『Xilinx、16nm FF+プロセス採用のAll Programmable MPSoCをテープアウト』

2015年7月6日 17:45

Xilinx、16nm FF+プロセス採用のAll Programmable MPSoCをテープアウト

Xilinx、16nm FF+プロセス採用のAll Programmable MPSoCをテープアウト
Xilinxは7月1日(米国時間)、TSMCの16nm FF+(FinFET plus)プロセスを採用したAll Programmable マルチプロセッサSoC(MPSoC)「Zynq UltraScale+ MPSoC」をテープアウトしたと発表した。

同製品は、先進運転支援システム(ADAS)や自律走行車といった車載向けビジョンシステムや、Industrial IoT(IIoT)、5Gワイヤレスシステムなどに狙いを定めて開発されたもので、クアッドコア64 ビットARM Cortex-A53アプリケーションプロセッシングユニット、デュアルコア32ビット ARM Cortex-R5リアルタイムプロセッシングユニットおよび ARM Mali-400グラフィックスプロセッシングユニットを含む 7つのユーザープログラマブルプロセッサを搭載しているほか、内蔵ペリフェラルホスト機能、セキュリティ/機能安全、およびパワーマネージメント機能も内蔵しており、1チップでシステムの構築を可能とする。

また、同社の開発環境「SDSoC」と組み合わせることで、ソフトウェア側に立った開発をしながら、ハードウェアをシステムに最適化することを可能としている。

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