2015年7月9日 17:22
小学館が電子雑誌の解析にAdobe Analytics採用-DPS併用で閲覧体験を最適化
アドビ システムズは、小学館が展開する電子雑誌における読者の閲覧傾向を分析するため、同社のデータ解析ソリューション「Adobe Analytics」が採用されたと発表した。
小学館はファッション誌の電子雑誌として「CanCam」「美的」「AneCan」「Oggi」「Domani」「和樂」「Precious」「MEN’S Precious」「SAKURA」という計9誌の配信を2013年9月から開始し、現在では計12誌の電子版を展開している。同社はこれら電子雑誌の制作・配信において、アドビの電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Solution (Adobe DPS)」を導入しており、紙版と同様の高品質な写真素材や文章を電子版で提供するのはもちろん、紙版にクーポンコードを付与することで紙版と電子版を連動させた新たなコンテンツも展開。また、Adobe DPSが持つ解析機能により、読者層ごとの閲覧状況なども分析していたという。
しかし、さらに高度なデータ解析のニーズが高まったことから、同社はAdobe DPSとの親和性が高いAdobe Analyticsの採用を決定。