くらし情報『岩手銀行など、岩手県滝沢市のメガソーラー向けプロジェクトファイナンス組成』

2015年7月10日 11:55

岩手銀行など、岩手県滝沢市のメガソーラー向けプロジェクトファイナンス組成

岩手銀行など、岩手県滝沢市のメガソーラー向けプロジェクトファイナンス組成
岩手銀行は8日、岩手県滝沢市で実施される県内最大規模の太陽光発電(メガソーラー)事業向けプロジェクトファイナンスとして、同行がアレンジャーとなりシンジケートローンを組成し、初回の融資実行を行ったと発表した。同シンジケートローンは、同行、青森銀行、秋田銀行、七十七銀行、山形銀行及び東邦銀行でシンジケート団を構成しているが、東北主要地銀6行のみでプロジェクトファイナンスを組成した事例は同案件が初めてだという。

○岩手銀行は再生可能エネルギーの導入及び普及に向けて積極的に支援を実施

同行は再生可能エネルギーの導入及び普及に向けて積極的に支援を行っており、2012年7月に固定価格買取制度が実施されて以降、再生可能エネルギーに関連する融資契約の総額は約334億円、このうち融資実行額は約215億円となっている。エネルギーの種別では、太陽光が中心となっているが、それ以外では風力、木質バイオマス及び鶏糞バイオマスなど幅広く事業化の支援を行っている。また、同行はこれまでも再生可能エネルギー事業向けのプロジェクトファイナンスに対してレンダーとして積極的に参加してきたほか、共同アレンジャーやコ・アレンジャーとしての参加実績もあるが、単独のアレンジャーとして組成した実績は同案件が初となる。

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