三菱電機、高い生産性と省エネを両立した炭酸ガス二次元レーザ加工機を発売
同装置は、加工時間の短縮に加え、加工前の準備動作を高速化する独自制御技術により、加工開始までの準備動作時間を従来機比で最大70%短縮したほか、板厚10mmのステンレスの切断面粗さを最大80%低減することが可能だという。
また、電力・ガス消費量モニターの搭載による生産現場での省エネを可能としたほか、加工完了後、発振器・冷却装置などを段階的に停止させる「ecoモード」を搭載することで、待機時の消費電力を従来機比で最大93%削減することを可能としたとする。
さらに、操作画面上の加工状況に類似した写真を選択するだけで、作業者の熟練度によらず高品位な加工を可能としたほか、加工状態を見ながら、簡単なダイヤル操作で加工条件の補正を実現している。
なお、標準価格は9050万円(税別)で、年間70台の生産が計画されているという。